第1章 NICE TO MEET YOU

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小鳥のさえずり 虫の声 早朝ランニングをしている人の足音 そんな心地の良い音からかけ離れた音が聞こえる。 それが俺を起こそうと孤軍奮闘する目覚まし時計の音と気付くのに時間はかからなかった。 その音が俺に語りかけていた 「起きろー!!」 …と。 「ぅうん…ねむ」 俺は手を伸ばし、不快な音をなおも発し続けるソレをやや乱暴に止めた。 .
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