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「違う、違うんだ...!!!」
僕は今までの気持ちを思いだし、話した
「僕は僕なりに君を守ろうとしたんだよ..?
浪士組が成功したら、僕は有名になるかもしれない、そしたら僕の知り合いはみんな狙われる、そう思ったら君に文なんて出せなかった。」
「.....」
「君に文をださないことで、君を危険から遠ざけたかったんだ。」
「そんなのいらないですよ」
「.......」
「そんな気遣い要らないですよ。」
一番君は孤独を恐れていたんだってことくらい
わかったはずなのに。
君を孤独にしたのは、僕だ、
「ごめん、今ならわかるよ」
「僕は、沖田さんに会えて嬉しいです」
「僕もだよ、会えて嬉しい。」
この子をなくすのが怖くて江戸においてきたけど、そばに居てこの子をなくさない方法はある。
僕が命を懸けて守ればいいんだ。
この子は、僕が守る。
命に変えても。
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