31人が本棚に入れています
本棚に追加
今日はいい天気だ。
と言っても僕はあまり
陽射しが好きな方ではないから
嬉しくはないが
強い陽射しで少し眩しい庭を眺めながら
何気なく目に入った
刀のことを気にする。
最近刃の手入れができていないな・・・
ふと一人の顔を思いだし笑みが零れる。
昔は、刃の手入れがなっていないと
よく一くんに怒られたっけ、
一くんというのは
新撰組三番組組長の斎藤一の事である
彼とは京へ上洛する前からの
付き合いで、彼は、腕も人も
信頼できるから
僕は彼のことをよく慕っている、
僕は今になってこそ刀の手入れが
しっかり出来るようになってきたが
昔は全くだめで
よく彼に指南してもらった
最初のコメントを投稿しよう!