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「‥よもや、私を一人で…」
「‥言ったでしょう?私はあなた達を許さないって‥ブッキーを‥美希を‥せつなを私から奪ったあなた達ラビリンスを…」
血塗られたその拳を渾身の力で相手の心臓に叩き込む。僅かに聴こえた鈍い音がソレの終焉を確かに告げていた。
「‥私にはもうコレしか‥無いのよ…ねぇ、そうでしょ…?」
自他構わず赤黒く光る液体を多少なりとも浴び染まったその壊れた様な微笑を浮かべる少女――かつて確固たる正義と信念を以て闘い続けてきた純朴で笑顔溢れる少女‥桃園ラブであるとは誰が思い描けたであろうか?
運命が狂い始めたのはほんの一つのズレ。
「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」
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