大事な友達、サーナイト

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「えっ、これ~!?」 今日も部屋中に広がるのは、出来立てのお菓子のいい匂い。 しかし珍しく、出されたものを見てミュウは顔をしかめた。 「何か文句でも?」 「大アリだよ!このバターケーキ、レーズン入ってるじゃない!ボクがレーズン嫌いなの知ってるでしょ!」 「だから入れたんですよ。好き嫌いはよくありませんからね」 「ブラッキーのいじわる!」 「まあ騙されたと思って一口食べてみて下さいな。文句はそれから聞きましょう」 「うー……」
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