記念樹

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ナミは慣れた手つきで、ご飯をテーブルに置いていく。 「出来たぞ。召し上がれ。」 「では、頂きま~す。」 「しかし、おかずが焼きそばとは!?お前、関西人か! 」 「違うょ。名古屋だから…。冷蔵庫にそれしかなかったからな!?」 「上手いっ!味噌汁!豆腐ってあったのか?」 「あぁー、あと、野菜はもやしだけだったから、肉無し焼きそば。」(笑) 「そっか!?昨日 姉さんが忘れて行ったんだな?」 「ナミ。方言が出ないのはなぜ? 」 「母親は東京生まれだからかな? 」 「口が悪いのも !?」 「うるせぃ。これは父親似だ!!? 」 ★☆
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