サクラの木

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  ドアを開けると、そこにはまだすやすやと寝ている俊くんの姿。 ほんとかわいいな~。 「しゅんくーんっ」 とくに気にすることもなく俊くんの上に乗っかって大きな声で名前を呼ぶ。 そしたら、俊くんは「ん~っ」って目を擦ってうっすらと目を開けた。 「んふふっ! おはようっ!」 眠そうに私を見つめる俊くんに、私は笑顔で挨拶をした。  
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