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男子が見ているのに、この男はキスを続けて来た。
『分かったよ。
神崎さんごめんね…。』
そう言って、男子生徒は逃げるかのように去って行った。
『も……ぅっ…は…な』
『あっ!ごめん。
大丈夫?』
『大丈夫じゃない!
てか、アンタ誰?
その格好はここの生徒じゃないみたいだし…。
まぁ、でも助けてくれてありがとうございました。
私、用があるので帰ります。』
私は早く帰りたかった。
だって………この男のキスがあまりにも気持ち良くて、感じてしまったから…。
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