第9章

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「……ん」 朝の光が窓から入ってくる。 ふと顔を上げると、晴兄の顔。 ……あれ、そういえば私昨日…。 えっと、確かあや達と一緒にご飯行って……。 それから……。 駄目だ、思い出せない。 しばらく考えてみても全く記憶がない。 私、どうしたんだろ。 ……顔洗って来よう。 このまま考えても仕方ないと思い一旦顔を洗うことにした。 晴兄を起こさないようそっと布団を抜け出した。 そしてベッドから降りて立ち上がろうとした。 ……が、急に頭がふらっとして倒れそうになりその場に座り込んだ。
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