◇第一章◆

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「離せって!!」 そう言った女が俺の顔を見上げる 肩ら辺まで伸びた真っ黒な髪を左耳にかけて、吸い込まれるような真っ黒な瞳に筋のとおった鼻、綺麗な形の唇 先程までぶつかってきて、顔なんて全然見ていなかったが 絶対にモテると思う 「離せよ!!、ヤバイんだって!!」 『何がヤバイんだよ』 「私を見ると7日後に災いが…」 『嘘吐いてんじゃねぇよ』 「てへ」 『てへじゃねぇよ!!ウィンク出来ねぇーのにやんなっ!!』 *
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