◇第一章◆

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「どうだ?美味いだろ?ポケットに入ってたんだ。」 女はさっきと同じ場所に座りポケットからチョコを取り出す 『…甘いの嫌いなんだよ』 「糖分足りてないからお前そんな目つき悪いんじゃないか?」 『これは生まれつきだ!!』 「ふ~ん…」 女はチョコを口に入れ 「お前、馬渕恭哉だろ?」 『そうだけど、なんで知ってんだよ』 「さっき聞いた。」 『誰に聞いたんだよ』 そう言おうとした時に ガラガラと音をたててドアが開いた *
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