◇第一章◆

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「待てや!!坊主!!」 いつもいつも同じ日の繰り返し 『なんっすか?俺今から学校なんですけど。』 何年たっても俺は俺 「ぶつかってきといてそれはないやろ!!あぁ?」 「兄貴にぶつかっといて謝らねぇとはどーゆことや!!」 「ガン飛ばしやがって!!生意気なんだよ!!」 変わらなきゃいけないのはわかってるけど 『はぁ?ぶつかってきたのはそっちなんっすけど。それに、もともと目付きが悪いけど悪いんっすか?目付きが悪いだけで突っかかってくんですか?クズの塊だな。』 もともとこうゆう性格だし今更変える気もないし 「はぁ?調子のってんじゃねぇよ!!!!!!」 こんなこと慣れてる。 「ぐぁっ……」 『男5人にか弱い高校生1人ってずるくないすか?』 兄貴と呼ばれた男に最後のしめに蹴りをいれ 「ひぃぃぃ!!!!化けもんだ!!!!逃げろ!!!!」 他の奴らは兄貴と呼んでいた男を担いで人混みを掻き分けて行った *
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