介入するのこと

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次の日朝 秋名と山梨は焼いた村に行きかたずけや新たに塀や堀それに簡単な家を作っていた。秋名は施設内の一部でもやっていたので朝のうちに家の床以外は終わって畑を耕し作っていた。 一方山梨は近くの川からの水を引くための水路と土堤を作っていた。 秘鑰は下の町に行き薬草で病気を治しにいったりしていた。 宮永は、山梨や秋名に秘鑰から事情を聞き今自分が出来ること例えば家事や薬草に詳しかったので秘鑰の手伝いなどをしていた。 秋名[ふぅー、だいたい終わったな。意外に早く終わって良かった。これで人が泊まれるぐらいの設備はできたな。] 山梨[水路と土堤おわったよ。]秋名[早や!まあ、早くてもいいか。] 山梨[そっちの方が早すぎでしょ。] 宮永[お昼もってきましよ~。]秘鑰[あんまり張り切りすぎると倒れてしまうぞ。二人とも。] 秋名[専用の工具とかあればもっと早くきれいにできるですけどね。] 山梨[それなら、重機あったらよかったですね。] 秋名[たしかに] 秘鑰[じゅうき?] 宮永[さあ、食べましょう。] そんな日々が一週間続いた。 村は四日目には、もう人が住める状態になり、五日目には、畑に植えた一部の野菜が実っていた。 七日目の朝 秘鑰[行くのかい。] 秋名[ええ、私達にもやることがあるので] 秘鑰[そうか。なら下の町にわしの知り合いの詠唱言う人が薬屋をしておるから訪ねてみるといい。わしに出来ることはこれぐらいしかないが頑張るじゃじょ。] 秋名[はい、ありがとうございます。では、またどこかで] 秋名は別れの言葉を残して山梨と宮永と一緒に町に向かった。
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