恋する少女

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「僕に仕事を依頼しに来たのかと思ってたけど…… 君、もしかして記憶がないの?」 葉月君が意外そうに言う 一体何なのだろう? 「え……仕事?記憶?  あ、葉月君と私が実は昔会ったことがあるとかですか?」 「違う。おめでたい頭だね」 葉月君は面倒くさそうに間髪入れずキッパリと言い放つ ちっ、運命の出逢いとかそんなんじゃないのか…… 「あの、仕事って?」 うちの高校、バイト禁止ですけど……? まさか……ホストか!? あり得る、葉月君ならルックスだけでナンバーワンになってそう!! 「……君さ、何故僕が今まで君のこと気づかないフリをしてたかわかる?」 …………かわされた!!(ガーン!!) 「おーい、質問はスルーですか? ちなみにわかりませーん」
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