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「あっ……」
ボーッとして気が付いた時、葉月君が顔を上げていた
視線がぶつかる
ーーやばい!!あわわわわわ!!
もう遅い気がするのだが、サッとトイレの陰に、慌てて身を隠す
しまった……油断して思い切り顔出してたぞ……
というか……目があったような……
心臓がバクバクと鳴り響き、体がその振動で揺れる
しばらく固まって動けず、懸命にうるさい心臓を少し落ち着かせ、
再度また葉月君の方に顔を覗かせる
が………
「ん?」
視界を支配するのは白
更に視線をあげると……
「うわああおっ!!!!」
……すぐ近くに葉月君の顔があった
つまり目にした白は、彼の白いシャツだったわけで……
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