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「………退けて」
「んにゃ?」
結衣の後ろから声がして、結衣が振り向く
「誰???」
「…………藤澤 愛心」
藤澤 愛心『ふじさわまこ』
高校一年
「私、静下結衣!」
「金澤槙!是非連絡先交換を!!」
「………蔵元」
「…………」
2人の前をスルーして俺の前に立つ。なんだよ………
「名前は?」
「宗壱」
「連絡先教えて。後静下さんも」
「もちろん良いよ!♪」
「おっ俺は…?」
金澤も喋りかけるが
「赤外線出来る?」
見事にスルーされる
「出来るよ~♪」
金澤…相手にされないとは可哀想な奴……
その後、藤澤と連絡先を交換し終わる
「またね……」
藤澤は食堂に消えていった
「それじゃ私もここら辺で!またね~」
手を振りながら階段を降りていった
「〝アリス〟とも接触出来た……♪」
階段を降りながら言った結衣のこの言葉は宗壱達には聞こえてなかった
………金澤は固まったままである
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