―プロローグ―

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「や…ヤバい…勝てる気しねえ……」 「に、逃げろ―!!!!」 六年生が倒れてる奴を抱え、一斉に逃げ出す 「なっんだ~つまんねーの!」 「よ…良かった~…」 1人がその場に座り込む 「そんな弱腰じゃ困んぞ!まったく…高校入ったらこの街のテッペン取んだからよ!!」 「わかってるよ~…だからこうして、逃げずに居たじゃ~ん……」 「そんじゃ、〝誓いのやつ〟やんぞ」 「うん!」 2人はお互いの手の甲を当てる 「そんじゃ、テッペン取るための修行で喧嘩買いに行くぞ!!」 「そういや、どうして売らないの?」 「バカやろ!売ったらこっちが悪役だろ?買えばあっちが悪役だろ!」 「あぁなるほど!」 納得したように頷く 「ったく、勉強出来んのにそういう所は頭回らねえのな~」 「関係無いよ!」 「いやいや…有るだろ?」 「全く無いよ!!」 ―――――― ――――― ―――― ――― ―― ―
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