1章「未だ知り得ぬ、異なる地」

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浩一は焦っていた。 誰しも朝目が覚めたら知らない場所にいたら焦るだろう。 「ヤバいな…夢か…?」 浩一は自分の頬をつねった。 無論痛い。 どんっ!!!! 遠くで爆発音が響く。 浩一は慌てて木に隠れた。 浩一はじっとしているが汗が全身から溢れてくる。 心臓が破裂しそうだ。 しばらくして何も無いと自分に言い聞かせ、浩一は爆発音のした方へ歩き出した。 30分程歩き森を抜けた。 陽光で目が眩む。 浩一の視界は開けた。 「…おいおい…何だこりゃぁ…」
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