第一章

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じゃあな、と彼は出ていった。 「…ぅ、っふ、……ゃだ…ょ」 置いてかないで。 独りは、嫌だよ……。 もう、戻ってくることはない彼の名を呼びながら、涙が枯れるくらい独りの部屋で泣き続けた。  
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