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「あ!イカノオサシミ!」
「イルミローアだ!」
一文字しか合っておらず食べ物に間違えたのは白覇だ。朝あれだけ食べてもまだお腹がすいているのだろうか…。
白覇の間違いにクラス中が笑いを堪えることになった。声の主ことイルミローアは訂正しながら教室を睨んだ。するとクラス全員、ビクッと震え押し黙った。
「で?俺達のことわかったことは褒めてもいいが、何用だ?」
いつものことなのか白覇の間違いは放っておき、睨みながらイルミローアに話し掛けた蒼真。その睨みに少し顔を強ばらせながら言う。
「ふ、ふんっ。いくら変装したからって庶民臭さと生意気さでわかるんだよっ!」
「で?」
「っ~。ぼ、ボクと勝負だ!魔法でな!」
蒼真の興味なさげな反応に苛つきながらイルミローアが言った。
「ちょっ
「わかった」
アオバ!?」
ヴィアが止めようした矢先、蒼真が答えた。
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