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「……我と千しか違わないのに…。
ご主人さまもそう思う…?」
「関係ありませんよ。椿癒は椿癒ですから」
椿癒は蓮灰を睨みながらボソッと呟いた後、恐る恐る漆巴を見ながら聞くと微笑みながら漆巴は言葉を返した。それに安心したのか椿癒は嬉しそうに微笑み返す。それを見ていた紅杷、白覇、ヴィア、リゼ、薊震、蓮灰の六人から「(ロリコン?)」と思われていたのは秘密である。
そんなことから十分程…蒼真が皆を集めた。
「とりあえず魔法に関しての説明だ。」
「とりあえずって何?」
「地理とか語学もやりたいか?」
蒼真の言葉に不思議そうに紅杷が口を挟むと、蒼真は面倒そうに地理と語学という単語を出す紅杷と白覇までが嫌そうに首を横に振った。
「まず、魔法というのは火・水・風・地・氷・雷の六つと光と闇、計八つの属性からなる俺達からしたら氣で出来ている。」
「他の属性はないんですか?」
蒼真の説明に考えるように質問をする漆巴。
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