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「………なんで?」
白覇は首を傾げて聞き返した。
「必ずしも怪我だけで済むわけじゃないから…が答えだろ?」
「「あ、なるほど…」」
「「え?」」
「あ、あは♪」
白覇の代わりに答えたのは薊震であり、納得したのは白覇と蓮灰だった。まさか蓮灰まで入ると思っていなかった為紅杷と白覇は驚き、蓮灰を見ると蓮灰は誤魔化すように笑った。
「他にも街中では移動とか生活に使えるもの以外は初級までしか使えないんですよ。」
「初級、中級、上級、最上級のランクの中でも一番低いものだな。」
「はい。街の外には真獣"しんじゅう"や魔獣が潜んでいますからその一番低い初級は街中だけとなっています。」
リゼと蒼真が説明を続ける。
「しんじゅ(真珠)?」
「「真獣。」」
白覇が思わず首を傾げながら聞き返すと蒼真とリゼのWで言葉が返ってきた。
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