episode2

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「次ってなんだ?」 「次は数学らしいですね。」 「「え゙?普通の科目もあるの!?」」 主語らしい主語がない言葉は蒼真。それをすぐに理解して周りを見渡し答える漆巴に、まさかの状態にすごい嫌そうな顔で驚く紅杷と白覇である。 漆巴は爽やかな微笑みで肯定した為、紅杷と白覇は呟いた。 「「サボり…え…あ、いや、ナンデモナイデス」」 しかし、途中蒼真の機嫌悪そうな顔を見て言うのを止めた。 そして数学の時間。結局文字が読めず紅杷、白覇はお昼寝。蒼真は読書。漆巴だけは先生の話で何となく理解しようと集中していた。そんなこんなで一日は直ぐに過ぎ、運が良かったのか悪かったのか…二時間目以降は普通の教科しかなかった。 「実習室借りたから行くわよ。」 「手回しがいいな」 「当たり前よ!明日実技あるんだから」 「「えぇー!?」」「あぁ…なるほど」 HRが終わるとヴィアが直ぐに話し掛けてきた。ヴィアの言葉に蒼真が突っ込むと怒るように説明をするヴィア。まさかの言葉に紅杷と白覇は驚き、蒼真と漆巴は納得して頷いていた。
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