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「ヴィーアちゃん!どうしたの?」
「ひゃっ!し、シラハ…びっくりしたぁ。あ、シラハ聞いて!コイツ一言も言わなかったの!!」
白覇が後ろから抱き付いた為、ヴィアはかなり驚き目をパチクリさせたが、すぐに怒りが込み上げ叫ぶように主語を飛ばして言う。主語がない為、話が分からずキョトンとする白覇。
「主語抜けてる。」
「っ…しゅ、守護獣の力のこと!」
ヴィアはペガサスに誤りを突っ込まれ顔を赤くしながら言葉を付け加えた。
「要は…自分等が知らないことを俺等がした為に守護獣に八つ当たりしてるんだろ。」
蒼真は呆れながらそう言うと溜息をつく。
「八つ当たりではありませんよー。制裁です。」
「「「(…漆巴(うーちゃん)と同類…)」」」
笑顔で蒼真の言葉を訂正するリゼに蒼真、紅杷、白覇は思わず同じことを思っていた。
「何故二人の守護獣さんは黙っていたんですか?」
「学生のうちは必要ない。」
漆巴の質問にペガサスが答える。
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