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ペガサスの言葉に何故四人はと皆の視線は舞藤へと集まる。
「我等の主となる方は、必ず我等より力が強いのです。それ故に護る我等が弱くては意味がないので先に力を与えて頂いています。」
「今の発言ですと…普通なら契約者より守護獣さんの方が力が上と聞こえますが…?」
舞藤の答えに漆巴が更に質問をする。
「そうです。守護獣との契約は殆どが学生のうちや幼い時が多いので、まだまだ学びの途中であり不安定な時期ですから、どうしても守護獣より契約者の力は劣ります。しかし大人になり、ある程度の力を付けた時…主をお護りする為、主に進言し力を与えて頂くというのが一般的となります。」
「ということだから、ヴィアにはまだ早い。」
舞藤の説明にペガサスが一言最後に付け加えた。
「むー…ならアオバ達の方が力、上ってこと?」
「……そこら辺にいる長を喚び出せる力と天馬であるペガサスを喚び出せる力が劣っているとでも?」
「そっか!そうだよね!」
ペガサスは、チラッと舞藤を見てから答えていたが、ヴィアはそれに気付かず喜んでいた。
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