主人公は効率厨

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「ちょっと…零(レイ)!! 起きなさい!!」 ベチッ 「グベラッ」 俺の上に美女が乗っている夢を見た 頭が痛い。いや、イタい? 寝よう。 「もう一発……いる?」 「!!?俺、Mじゃねーから!!」 「やっと起きたね。これ」 あれ、どいてくれないんだ… ん? 雪? 「ちょっと待て、雪合戦なら正々堂々…雪?」 「そう、雪。私たち、雪がある場所にいた?」 「いや、場所って…今」 修学旅行のため、飛行機に乗っていた いや、乗っているはず だった。 「此処…何処?」 「私たちもわからないのよ」 "たち"? あ…クラスの皆だ… 軽く雪が積った草原に36人の男女 「え?今の状況詳しく」 「だから、私たちもわからないの!」 「じゃあ、どうして俺らこんなとこ居んの!?先生は!?」 「わからないの……」 「泣くなよ?…ハァ…で?俺らのクラスしかいないの?」 「うん……」 謎が深まるばかりである。
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