ロアルドロス討伐編

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「ふあ…あ」 大きな欠伸をして、ううーんとからだを伸ばした。止まらない欠伸に、目に溜まった涙がぽたりと落ちた。なぜこんなに眠いのかと言えば、昨日夜遅くまで信助と話し込んでしまったからである。気づいたときには深夜1時をまわってしまっていた。けれど運悪く早朝の見回り当番だったので、こうして眠い目を擦りつつギルドへ向かっているわけなのだが。
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