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翌朝
ブーブー
静かな部屋に携帯電話のバイブが響き渡る。
「誰だろう……」
恭介はバイブの振動で目覚め朧な手付きで携帯を開く。
パカ
『おはよう音無君、今日から授業ですね。良かったら今日学校一緒に行きませんか?』
「山田さん…」
恭介は小さく紗英の名前を口にしメールの返事をする。
『おはよう山田さん学校一緒にいってもいいよじゃああの公園でね』
そう俺が長門が居る前で山田さんに思いを告げた場所………
そうに過去を振り返りながら送信ボタンを押し恭介は部屋にある新しい制服に身に纏い支度をする。
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