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入学式から一月の中学一年生の時だった。
「音無君おはよう」
俺はあまりクラスとは馴染め無かった…だが少女は満面の笑みで俺に挨拶して来てくれたそれが何故か嬉しかった
「お…おはよう…山田さん…」
恭介はぎこちない挨拶を紗英に送る。
挨拶していると後ろのロッカーにおっかかる学園一のイケメンの名を持つ少年が恭介を睨んでいた。
無理も無かったイケメンの少年は山田さん一筋らしいとクラスの人がそうに口にしていたのだから…
そして紗英は自分の席に着くなりクラスの女子が集まって来てあっと言う間に紗英の姿が見えなくなると同時にイケメンの少年"長門"が恭介に近付き小さく呟く。
「放課後校舎の裏に来い」
長門の豹変振りに恭介は唖然する。
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