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がちゃ。
「ただい、ま」
部屋に入る、と。
見慣れた金髪が見えた。
・・・ゆず。
「立夏ちゃんッ!」
「あ、ゆず・・・お、かえ」
「どこ行って・・・って、なんで外!?びしょびしょじゃねーか!はやくシャワーあびろ!」
「う、うん」
「はぁ・・・って、猫?・・・ま、いい、はやくシャワーな。猫は俺が浴びせとくからほっとけ」
ゆずの気遣いが冷えた体に暖かい。
暖かい、けど・・・つっこみたい。
「う、ん・・・あの、ね?ゆず・・・、」
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