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「ゆず･･･」
にこっと笑われても、わかんないよ、ゆず。
ゆず･･･
「･･･俺･･･俺、ネコ語、わかん、ない･･･」
「はっ!?(ね、猫語!?)」
「俺･･･っゆず、と･･･はなし、たい･･･っ」
ほろり。
「ああぁあごめん立夏ちゃん泣かないでぇええ」
「ぅ、ゆずぅうっ」
人語(？)に戻ってくれて、嬉しくて。
更に泣いちゃう俺を、必死に慰めてくれるゆずの肩に、顔をうずめて、ぎゅっと抱き着く。
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