《 最終章 》

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「なら…一度くらい蕾夏と寝てやってもいいかな?」 「そこまで望んじゃいねぇよ!」  でも俺にはわかってる…  俺のところに来る事はないだろう…   あの恭一さんが氷牙を泣かす事なんかするはずがない! でもそれでいい…   氷牙が幸せであればそれでいいんだ!   爽やかな風が吹き氷牙の髪が揺れる…   遠くから小さな子供の声が聞こえた気がした…   3才と4才の幼児二人の男の子達の無邪気な会話が……
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