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「…えっく…うっ…」
ボクの手の中には大事なお友達が眠っている…
「…うっく……ごめんね…ブブ…昨日もっと…遊んであげれば…」
もう話すことも遊ぶ事も出来ないことは何となくわかっていた…
「…ひっく…どこか…景色のいい所に埋めてあげるからね…」
どのくらい歩いてきたんだろう…どこに行くワケでもなくて歩いてきた…
涙で景色ははっきりみえない
たった一人のお友達…
このままずーっと歩き続けていたらそのままボクも倒れてブブの所に行けるかもしれない…
そんな事を考えていた時だった…
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