《 最終章 》

5/7
前へ
/250ページ
次へ
嬉しそうな氷牙の表情を見て残っていた雲もどこかに吹き飛ばされた…  「そうか…よかったな!」 「まあな!」  ニコニコとしてるコイツを見てると本当に幸せを感じる…   「…でもさぁ!別に俺が籍移さなくても恭一が俺の方に入ってもいいんじゃねー?」 照れ隠しに不平を垂れているが心の中ではどっちでもいい事だろう…   「うーん…鮎川恭一…風早氷牙…どっちでも響きはいいよ!」  そう名前を出すと少し赤くなって頬を膨らました   「だから!蕾夏…もう人妻に手をだすなよっ」  ふざけた言い方で確信に触れてきた。   二人の確執であるこの問題をクリアにしたかったんだろう…  
/250ページ

最初のコメントを投稿しよう!

756人が本棚に入れています
本棚に追加