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嬉しそうな氷牙の表情を見て残っていた雲もどこかに吹き飛ばされた…
「そうか…よかったな!」
「まあな!」
ニコニコとしてるコイツを見てると本当に幸せを感じる…
「…でもさぁ!別に俺が籍移さなくても恭一が俺の方に入ってもいいんじゃねー?」
照れ隠しに不平を垂れているが心の中ではどっちでもいい事だろう…
「うーん…鮎川恭一…風早氷牙…どっちでも響きはいいよ!」
そう名前を出すと少し赤くなって頬を膨らました
「だから!蕾夏…もう人妻に手をだすなよっ」
ふざけた言い方で確信に触れてきた。
二人の確執であるこの問題をクリアにしたかったんだろう…
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