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プルル
家の電話がなった。
「 翔でて 」
「 はぁ…、もしもし? 」
「 はい、分かりました。じゃあ… 」
ガチャ
翔が受話器を置き、私とたっくんの所まできた。
「 なんだった? 」
「 帰るの遅いから夜ご飯食べとけだって 」
「 ふ~ん……………えーー!?また作るの? 」
「 僕、聖夜姉のご飯食べたい… 」
たっくんが上目遣いで喋ってくる。
うーー…、
断れない………
「 じゃあ…………みんなで作ろっか! 」
「 うん!僕も作る♪ 」
「 で、翔はどーすんの? 」
「 巧のこと心配だから俺も手伝う 」
てか……、
なに作ろ……?
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