第一章

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プルル 家の電話がなった。 「 翔でて 」 「 はぁ…、もしもし? 」 「 はい、分かりました。じゃあ… 」 ガチャ 翔が受話器を置き、私とたっくんの所まできた。 「 なんだった? 」 「 帰るの遅いから夜ご飯食べとけだって 」 「 ふ~ん……………えーー!?また作るの? 」 「 僕、聖夜姉のご飯食べたい… 」 たっくんが上目遣いで喋ってくる。 うーー…、 断れない……… 「 じゃあ…………みんなで作ろっか! 」 「 うん!僕も作る♪ 」 「 で、翔はどーすんの? 」 「 巧のこと心配だから俺も手伝う 」 てか……、 なに作ろ……? ―
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