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屋敷内劇場を抜け、死神をまいた宍倉は、風呂場に向かった。
浴槽内はお湯で満たされており、
特別変わったところは無いようだ
「今度は確信があったのになぁ」
頭を悩ませて考え込む。
「よし…怪しいところを片っ端から解決しよう。」と、風呂場をあさった。広い温泉にような風呂場の、浴槽内以外を探し終えた宍倉は、浴槽の湯を抜く方法を考えていた。
「栓が無いとなると…何処かに何かあるはずだよなぁ…」
ハッキリとした答えが見つからないまま、時は流れていった。
「確か…温泉は、足した湯で浴槽内が溢れないように、ちゃんと湯ぬきがあるんだっけ…?」
宍倉は思いついた。
「どこかに湯を止める装置があるってことか…そいつを止めれば湯は流れてくかもしれねぇ…!」
一度風呂場を離れ、怪しい部屋をまわった。
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