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死神…

風呂場周りを探っても、それらしき湯止めは無く、考え込む宍倉。
「どうすればいいのか、よくわかんねえや…」
そして宍倉は、ある事実に気がつく。
「この風呂…左右対照に作られてんのかと思ったら…こんなとこに！」
そこには、風呂桶を置くために作られたのであろう、スペースがあった。そこにこそ、湯止めの機械はあった。
「保存状態も良いし…せっかくだから入ってみよっかな」
宍倉は、1番上のカゴに服を置くと
、体と頭を洗い、湯に浸かった。
「結局…あの死神ってどこ行ったんだろう…。」
急に不安になって、しばらく考えてみた。
「あいつについて、何か探してみよう…」
宍倉はさっさと風呂場を出て、
何かを探しに行った。