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屋敷の前まで来た四人
「入るぞ…!」
「よし…!」
一斉に入った
バタン!
「え!?」
入って来たドアが自然と閉まった
嫌な予感が、四人の頭の中をよぎった。
「ムカつく野郎だな…ここまでしておどかしてぇか…」
あくまでイタズラとして考える宍倉が言う
ガチャガチャ
ドアが開かない
「まっ、こんなもんだろ。脱出ゲーム気取ってんだろ」
そうであれば、鍵か何かを探して、ドアから出なければならない
「行こうぜ、こっからは別行動だ…」
「なんで!?」
三人が、少しタイミングをずらして、同じ言葉を叫ぶ
「時間がかかるだろーが。いろんな部屋探して、早く出よ~ぜ?」
幸い、親は皆学校の行事、保護者の修学旅行なるものに参加しており、家には誰もいない。
鍵探しが始まる
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