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「あ、おはよう彰。今日も早いね」
「おはよう。」
彰は私が家を出るといつも門の前で待っていてくれている。
私が早く出て彰を待とうとしたこともあるけど朝が苦手私にとってそれは無理だった。
そう思うとありがたいな...
「あのさ、彰」
「何?」
「いつも早く来て待っててくれてありがとね」
少し照れ臭いがいつもは言う機会がないので彰にお礼を言う。
「べ、別に対したことじゃねーし。家が隣同士だからな。ほら早く行くぞ」
そうぶっきらぼうに言った彰の顔は少し赤かったような気がした。
何でだろう・・・?
私がそんなことを思ってるうちに彰はいつの間にか歩き出してしまっていた。
「待ってよ」
私は急いで彰のあとを追いかけた。
私の家と学校は案外近いためすぐに学校に着いた。
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