9人が本棚に入れています
本棚に追加
学校に着くとクラス発表の紙の前に沢山の生徒が集まっていた。
そして、その中から1人の男子が出てきた。
「彰と笑莉ちゃんおはよう。朝から一緒に登校なんてラブラブですな~」
そんなことを言ってきたのは彰の親友の滝波亮(たきなみりょう)
「いや、そんなことないから。私と彰はただの幼なじみだからね。」
私はそう全力で否定して、同意を求めるように彰の方を向いた。
しかし、彰は私の視線には気付かず悲しそうに下を向いていた。
彰どうしたんだろう・・・
朝も何か顔赤かったし熱でもあるのかなぁ??
私がそんなことを思っていると、
「ま、まぁそういうことにしといてやるか!ちょっと彰借りてくから」
と、言って亮はどこか気まずそうにして彰の手を引っぱりどこかに連れていってしまった。
最初のコメントを投稿しよう!