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「じゃあ、クラス行こっ」
行こって言ったって私クラス知らないし。
「いや、私クラス何組か聞いてないからね。」
「あー忘れてた。ごめんね。たしか305だったよ」
「いや、忘れてたって...」
「ごめんごめん。」
「まぁかわいいから許す!」
奈々実はほんとにかわいいのだ。私じゃ到底敵わない。
「いやーそんなことないよ。でも笑莉よりはかわいい自信はある(笑)だって笑莉はかわいいって言うより美人だからね。」
「いや、それなんかけなしてるのか褒めてるのかいまいち分からないし。」
私がそう言うと
「遅刻するから早く教室行こ!」
っと言ってごまかすように走って行ってしまった。
でも、時計を見てみると確かに危ない時間だったので私も走って教室へと向かった。
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