五限目

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目を閉じているのに、眩しさを感じた。片目を薄く開けると、目の前に広がる緑色が朝露に光っていた。 (……眠い) そう思ってごろりと寝返りを打つ。また視界いっぱいに広がる緑色。俺のベッドはこんなに目にいい色だったっけか……。 ………!? 「おおっ!? あでっ」 さっと覚醒して勢いよく体を起こす。と、小枝がでこに直撃して再び芝生に背中を預ける。 てか芝生?小枝?え、なんで?どうして? 「……どこだここ」 気が付くと俺は、寝間着のスウェットに裸足というとってもアグレッシブなスタイルで芝生に寝転んでいた。 →
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