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ガシャッガッシャガシャ
要塞ばりに高さのある校門のてっぺんに、さきほどの不審者がいましたとさ。めでたしめでた―――じゃねえよwww何者だマジwwww
あの校門何メートルあるか分かってんの?ジャイアント馬場5人いても届かねえよ?
あの高さって人間登れんのかよwwwどこのジャッキーだよwwww
あれ写メっていいかな、いいよな。ツイッターに上げちゃるwww
と、俺が携帯を不審者に構えた時。
バチッ
不審者とまともに目が合った。
もさもさ不審者はしばらくじっと俺の方を見つめると、するすると器用に門のてっぺんから降りてくる。
ちょwwwやべえwwwww目ぇ合っちゃったしwwwww
てかアイツ何?忍者?特殊訓練でも受けてんの?www
つーか俺やばいのか。何か降りてくるし。俺殺されんのかwwwスネークにwwwもさもさスネークにwwwww
とりあえず、逃げるが勝ち。
俺は携帯をポケットに突っ込んで、朱雀寮に向かって走り出した。
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