一限目

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なに?何なの?イジメなの?ねえ、これは新手のイジメなの?中学生活のほとんどを部屋に引き込もって画面の向こうの彼女とよろしくしてた罰が当たったの?ねえ、そうなの? なんでそんなに次女が喜びそうな設定になっちゃってんの?陰謀なの?夢なの?頼むどうか夢であってくれ。 「だってね、隆ちゃん。お姉ちゃんの知り合いがそこの卒業生で、なんとか空きを作ってくれたのよ? 隆ちゃんの為によ?」 「そうだよ隆弘。その好意を無碍にはできないでしょう?」 「そうそう」 うん。とりあえず差し障りのない言葉を述べていい人ぶっているところ悪いが、俺にはアンタらの魂胆はすべてわかっている。 長女は俺に彼女を作らせたくなくて、次女は全寮制男子校というネタの宝庫に弟を派遣しネタを提供してもらいたくて、三女は俺に消えてほしいと思っている。これが、この三匹の怪獣が俺の全寮制男子校行きを勧める理由だ。 でーすーがー →
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