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「へぇ~」
陽太はそう言うと、再び歩き始めた。
智花は慌てて追い掛けると、陽太の腕に自分の手を絡ませた。
その行動は本当に自然で、誰が見ても仲の良いカップルの様だ。
実際に付き合って半年が経とうとしている。
付き合うまで色々あったので、この半年は幸せいっぱいだった。
お互いの事も沢山話したので、陽太に“父親”に関する話がタブーなのも知っている。
そして、照れ屋な所も……
「なっ何で…そう思うんだよ」
陽太がチラリと智花を見た。
頬は微かに赤く、すぐに智花から目をそらした。
―陽太やっぱり照れてる!!付き合って半年も経つのになぁ~
智花は心の中で笑いながら答えた。
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