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──零慶部 部室前──
『零…慶…部?』
『そ。零慶部…なんでまた言ったの?』
『漢字わかんなかったからwww』
でも……不思議な字だな…
コンコンッ
とノック
『どうぞ!!』
『失礼します。昨日入部した鷹霧 優奈と』
『おぉ!! 待っていたよ!! いやぁ~よく来てくれた!! では早速…』
………
俺は?
なんか、2人で話し込んでるんだけど…
帰っていいのか?;
俺は静かに…気づかれないように…
『あの、もう1人いるんですが…』
『ん? どこにいるんだ?』
『え?……あれ?…いない…』
『?』
『探してきます!!』
抜け出し成功!!
『すみません。コイツです』
『海那嘉 春畤(ミナガ シュンジ)です…』
『なぜ逃げたんだね?』
『なんか行けそうだったので…』
『あっさり捕まってるじゃないか』
…そうだよ!!
すぐ見つかったよ!!
部長ともっと話してろよ!!
優奈、めちゃくちゃ早ぇんだよ!! スカートなのにめちゃくちゃ早ぇんだよ!!
くそぅ…(;ω;)
『まったく…部長に会わせなくてはいけないんだ、帰られては困る』
『…え?』
あり?
この人部長じゃないの?w
『優奈君も え、うそ… みたいな顔をしてるが気づかなかったのかい?』
『はい…』
『…まぁいい。では、部長に会ったあと、適性検査だ』
『あの~』
『なんだね?』
優奈と話始めたテンションはどこへ?
『あんたの名前と、この部活ってなにする部活なんスか?』
『あぁ、すまなかった。君とは話しをしていなかったね。わたしの名前は城木 魅雨(シロキ ミウ)だ。よろしく』
女の子みたいな名前だな…
『この部については部長から話しを聞くといい。いいかな?』
『あ、はい。ありがとうございます』
『うむ。では部長の所へ行こう』
あ、身長、俺と同じくらいだ
髪は赤茶色系で、赤のメガネしてる。フレーム上半分ないけど
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