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国王の名は「クラン・ベルーナ・フィオキナ(愛称クランベル)」といい、女の子だった。
歳は俺と同い年か一個下ぐらいだ。
俺はクランベルからこれまでの経緯と俺を召喚した理由、この国の現状を聞きました。
クランベルはまだ国王になってまだ1ヶ月にも満たないのだという。
クランベル「勇者様はこれまでに戦経験があるのですか?」
桐劉「この世界の戦は知らないが、俺がいた世界では幾度か争いをやったことがあります。」
クランベル「それならば、お願いします。この国を救ってください。」
彼女の必死の説得に俺は心を決めた。
桐劉「わかりました。俺で良ければ全力でそれに応えます。」
そうして俺は、この「フィオキナ」の勇者として戦に出る事になった。
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