2人が本棚に入れています
本棚に追加
/8ページ
遠くから、小鳥のさえずりと小川のせせらぎが聞こえてくる。
俺様は、どうやら眠っていたようだ。 さっきのは夢だったに違いない。 たかが地面に落下したからといって、あれほど無様に、あれほど哀れな姿になるわけがない。
そう思い。重たい瞼をあげる。
…………
「夢じゃ……ないだとぉぉぉぉぉぉ!?!?くぁwsedrftgyふじこ!」
目を開けた俺様の視界に入ったのは、惨めったらしく包帯でぐるぐる巻きになっている、すらりとしていた両足の変わりはてた姿であった。
俺様はあまりのショックで奇声をあげてしまった。
最初のコメントを投稿しよう!