1話 幼き日々1

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真守「な、時音!」 良守「何すんだよ!俺らの獲物だぞ!」 時音「だってあんたたちが、こんなザコ相手にいつまでも、時間かけるんですもの」 白尾「ヨッシー、まもるん、勝負はスピーディーに決めないとな」 真守「もうやだね、こんな仕事。毎晩危ないめにあってまでやってられるかよ」 時音「仕事、放り出す気?」 良守「だいたいなぁ、夜、子供を働かせるのは児童、児童…‥なんたら法違反なんだぞ!」 斑尾「妖は光を嫌う夜の住人。それを狩る結界師も夜の住人。人間の決まり事なんか、通用するワケないでしょ」 真守「で、でも」 シュー…‥ 斑尾「!真守!良守!」 結界からはみ出した妖の一部が成長し、再び襲ってくる 真守・良守「う、うわっ!ほ、包囲!定礎!結!滅!」 時音「天穴!」 時音が素早く天穴を掲げ、吸収する 良守「あっぶねー」 時音(あんたたち、今…) 斑尾(やっぱり双子だけあって、能力は同じね。でも、なんだか特別な感じもしないことはない。2人とも正確さには欠けるけど、パワーとスピード、瞬発力には目を見張るものがあるわね。成長したあかつきにはきっと…‥)
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