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真守「な、時音!」
良守「何すんだよ!俺らの獲物だぞ!」
時音「だってあんたたちが、こんなザコ相手にいつまでも、時間かけるんですもの」
白尾「ヨッシー、まもるん、勝負はスピーディーに決めないとな」
真守「もうやだね、こんな仕事。毎晩危ないめにあってまでやってられるかよ」
時音「仕事、放り出す気?」
良守「だいたいなぁ、夜、子供を働かせるのは児童、児童…‥なんたら法違反なんだぞ!」
斑尾「妖は光を嫌う夜の住人。それを狩る結界師も夜の住人。人間の決まり事なんか、通用するワケないでしょ」
真守「で、でも」
シュー…‥
斑尾「!真守!良守!」
結界からはみ出した妖の一部が成長し、再び襲ってくる
真守・良守「う、うわっ!ほ、包囲!定礎!結!滅!」
時音「天穴!」
時音が素早く天穴を掲げ、吸収する
良守「あっぶねー」
時音(あんたたち、今…)
斑尾(やっぱり双子だけあって、能力は同じね。でも、なんだか特別な感じもしないことはない。2人とも正確さには欠けるけど、パワーとスピード、瞬発力には目を見張るものがあるわね。成長したあかつきにはきっと…‥)
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