2話 幼き日々2

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―翌朝・庭― 真守「結!」 巨大な大岩をほんの少しながら、結界で持ち上げる 真守「ぐ、ぐぐっ」 良守「1、2、3、4…‥」 ストップウォッチを見ながら良守が、カウントする パチンッ ドォン 真守「あ゛あー、もう無理。ハアハア」 結界が岩の重みに耐えきれず、破れた これは、「大岩持ち上げ耐久修行」 良守「4秒3。次、俺な」 意気込んで岩に向かう良守とは対照的に、真守は階段に力無く座り込む 真守「OK。ストップウォッチ貸して」 良守「はいよ。 よし、おっしゃー!いくぞ!結!」 真守の時と同じように、岩が結界で持ち上がる 良守「ぐ、ぐぐぐっ」 真守「1、2、3、4…‥」 パチンッ ドォン 良守「はあはあ、どうだ?」 真守「えーっと、4秒…4…んな!ちょっと負けてる!」 良守「よっしゃー!」
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